意識障害の治療研究会として発足、日本意識障害学会。

お知らせ

第21回日本意識障害学会 大会長 高橋 弘 先生

2012年 6月 15日

第21回日本意識障害学会 大会長
医療法人 景雲会 春日居リハビリテーション病院 総院長
日本医科大学 連携教授
高橋 弘

この度、日本中が東日本大震災からの復活の願いを込めた2012年7月6日(金)と7日(土)の2日間にわたって第21回日本意識障害学会を主催させていただくことになりました。

大変歴史のある本学会を主催させていただくことは、とても名誉なことであり、心から光栄に感じております。

しかし、私どもの病院は一民間病院であり、全国学会を単独で開催するにはいささか力不足ですので、この度は私が兼任する日本医科大学の脳神経外科学教室と合同で開催する形をとらせていただきました。そこで、副会長に日本医科大学脳神経外科の喜多村孝幸、水成隆之両准教授に就任していただき共に学会を主催することに致しました。

さて、本学会の主題は「意識障害と認知障害のはざま」とさせていただきました。  本学会では、これまで遷延性意識障害をはじめとする比較的重度の意識障害を対象として議論されることが多かったのですが、今回はむしろ軽度の意識障害にスポットを当てることにより意識障害の本態を探り、新しい治療に結びつけられないものかと考えました。様々な脳疾患においては、高次脳機能障害の一つとしての認知障害が常に問題となります。加齢や変性疾患に伴う認知症と脳疾患から症候的に生ずる認知障害との差違を正確に診断することも治療を考慮する上で大変重要です。活発なご討論がなされることを期待しています。また、サブタイトルとして「意識障害患者をめぐる多職種間の連携—栄養、呼吸管理と合併症対策」を設けましたので、このテーマに関しても多くのご意見をいただければ幸いに存じます。

さらに、意識障害を考える会との共催でサテライトシンポジウム「遷延性意識障害患者の災害時の医療について」を企画致しました。未曾有の大災害を経験したばかりの 今こそ我々医療関係者がこの問題について深く洞察しておく必要があるものと考えています。多くの方のご参加と熱心なご討論をお願いしたいと思っております。

学会会場としては、私どもの病院のある山梨県の富士吉田市にある「ハイランドリゾートホテル&スパ」を準備致しました。ホテルに隣接して、高飛車をはじめとする絶叫マシーンで有名な富士急ハイランドという遊園地があり、さらに、日本最大級の純木造浴室として知られる「ふじやま温泉」があって、大人も子供も十分楽しめる環境が整っております。夏休みには若干早い時期ではありますが、ご家族そろってお越しいただき、学会での勉強の合間に心ゆくまでリフレッシュしていただきたいと思います。

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